2024/04/16
50代必見!
若見えするメイクのポイント
――年齢に縛られず、もっと自分らしく美しく
「若いころと同じメイクなのに、なんだかしっくりこない…」
「メイクをしているのに、逆に疲れて見える」
そんな風に感じたことはありませんか?
50代になると、肌質やフェイスライン、目元・口元の印象が少しずつ変わってきます。これまでと同じメイクでは、カバーしきれない悩みが出てくるのは自然なことです。
でも、だからこそ今の自分に合ったメイクを取り入れることで、驚くほど若々しく、そして品よく見せることができるのです。
本コラムでは、50代女性が「自然に若見えする」ためのメイクのポイントを、ベースからパーツごとにわかりやすく解説していきます。

※イメージ
■ 若見えのカギは「引き算」と「ツヤ感」
年齢を重ねるほど、メイクは“盛る”より“引き算”が大切。
厚塗りで隠すのではなく、肌の明るさや血色感を丁寧に引き出すことが、若々しさにつながります。
さらに、50代の肌には「ツヤ」が大きな武器になります。
マットな質感はくすみを強調しやすく、老けた印象になりがち。ツヤを意識したメイクで、肌全体に“いきいきとした生命感”を宿しましょう。
■ ベースメイク:厚塗りしない“うるおい肌”が正解
◎ スキンケアで土台から整える
乾燥やハリ不足は、シワ・たるみを目立たせる原因に。
朝のメイク前には、化粧水→美容液→クリームでしっかり保湿。とくに保水力の高いセラミドやヒアルロン酸が配合されたアイテムを選びましょう。
◎ 下地は“光”を味方に
くすみや毛穴を自然にカバーするには、パール感のあるコントロール下地がおすすめ。ピンク系は血色感を、ラベンダー系は透明感を演出します。
◎ ファンデは「薄く、必要なところだけ」
全体に厚く塗るより、気になる部分だけをコンシーラーでカバーするのが鉄則。肌全体は薄づきでナチュラルに仕上げましょう。
▶ おすすめ質感:ツヤ系リキッド or クッションファンデーション
▶ 避けたい仕上げ:マットで粉っぽくなるパウダーの多用
■ 眉・目元:優しさと抜け感がポイント
◎ 眉は“ふんわり・自然”が命
細すぎ・濃すぎは老け見えの原因に。50代は、少し太めで、眉頭〜眉山を緩やかに描くのが若見えポイント。
パウダー+ペンシルの併用で、毛流れを活かした立体感を出すのがおすすめです。
◎ アイメイクは「締めすぎない」
若いころのような濃いアイラインや、黒々としたマスカラは目元を暗く重く見せます。
・アイシャドウはグレージュ・くすみピンク・ブラウンベージュなどのやわらかい色をチョイス。
・アイラインはまつ毛の隙間を埋める程度でOK。目尻は軽く跳ね上げるとリフトアップ効果も。
▶ ひと工夫で明るさアップ:目頭に明るめのシャドウをひとさじのせると、目元がぱっと華やかに。
■ 頬・口元:血色感とツヤで“いきいき感”を
◎ チークは“高め・横長”でリフトアップ
年齢とともに頬の位置が下がって見えるため、頬骨の高い位置から耳方向に向かって横長に入れるのがコツ。
自然な血色感を出すには、ローズ系やアプリコット系のクリームチークが◎。
◎ リップは「縦ジワを消す」ツヤ系で
唇の輪郭がぼやけてきたら、リップライナーで形を整えてから塗るのがおすすめ。
グロスやツヤタイプのリップを重ねることで、若々しいふっくら唇に仕上がります。
▶ 色選びのポイント:青みの強いピンクよりも、コーラルピンクやオレンジ系の方が肌なじみがよく、明るく見えます。
■ 若見えを叶えるメイク以外の小技
メイク以外にも、ちょっとした工夫で若々しく見せるポイントがあります。
・前髪や髪色で印象チェンジ:顔周りに明るさを入れると、肌も明るく見えやすくなります。
・メイク後にミストスプレーをひと吹き:乾燥対策&仕上がりのツヤ感UPに。
・ハイライトの活用:頬骨や鼻筋、あご先に自然なハイライトを入れると立体感が出て、顔全体が引き締まって見えます。
■ まとめ|年齢を味方に、メイクで“品よく若々しく”

※イメージ
50代のメイクは、若さを“取り戻す”のではなく、“今の自分をもっと素敵に見せる”ためのもの。
年齢による変化を否定せず、丁寧に向き合うことで、自分らしい魅力が引き立ちます。
無理に若作りをするのではなく、肌・表情・雰囲気を活かして、“清潔感”と“血色感”を意識したメイクを取り入れてみましょう。
毎日鏡を見るたびに、「今日の私、いい感じ」と思えるようなメイク。
それこそが、50代からの“若見え”のいちばんの秘訣かもしれません。
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